約 2,872,116 件
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2029.html
『小十郎…儂は生まれて初めて、天の采配を恨むぞ…。』 片倉小十郎はその森に足を踏み入れるなり、眉を顰めた。 鉄錆と、獣の臭い。大量の血と、それに誘われた山犬のものだと知れる。 物音は無い。しんと静まり返る森は、戦い終わった戦場の空気と、ひどくよく似たものをその身に包んでいた。 地に転がった肉を食んでいた山犬は、近付く人間の気配を察すると素早く闇の中に姿を消した。 無益な争いを好まない分、動物とは賢いものだと小十郎は思う。 灯りは無くとも、青白い月光に目の前に広がる惨状はしらじらと明らかになった。 数にしておよそ二十人程度だろうか。いかにも野盗か野伏せりかといった風体の男達の骸が散乱している。 小十郎は表情も無くそれらを見下ろすと、どれも刀傷で絶命している事を認めた。 政宗がやったのだろう。それは分かっている。 しかし肝心の政宗の姿が何処にも見えない。 「政宗様!何処に居られるのか!」 そう声を張り上げて呼ぶが、返事はない。 言い様のない不安を押さえ込みながら、さらに森の奥に踏み入ると、 見慣れた鉄の塊が地面に打ち捨てられるように転がっているのが目に入った。 それは、見間違える筈もない。弦月の前立てに飾られた政宗の兜だった。 慌てて拾い上げると、それは血飛沫を浴びている訳でも、ひどく破損している訳でもない。 ただ、その主の姿だけが見当たらなかった。 「政宗様…ッ!!」 小十郎がもう一度主の名を呼ぶと、背後に生えている枝振りの見事な樹の上部がガサガサと騒ぎ、 声が降って来た。若い娘のものだった。 「小十郎か?」 「…!政宗様?!そこに居られるのですか?!」 「ああ。」 「何故そのような所に…ご無事なのですか?!」 「一遍に聞くんじゃねぇよ。これから説明する。…もうその辺に山犬は居ないな?」 政宗の問い掛けに、小十郎は律義に周囲を見回す。 「居ないようです」 「OK 今降りる。」 再び枝を揺らす音が響き、地面に藍色の影が降り立った。 それは兜を被っていないことを除けば、稽古事を嫌がって城を出た時と まるで変わった様子のない政宗だった。 「お、兜拾ってくれたのか。Thank Youな。」 小十郎の手から兜をかっさらうと、いつものように被り、顎紐を締めた。 「ったく山犬には餌と間違われるわ、逃げた木の上じゃ兜に虫が入るわ 参ったぜ…って、どうした小十郎?」 おなごBASARA 続②6
https://w.atwiki.jp/sengokutaisenark/pages/827.html
武将名 たけなかはんべえ 絶望軍師 SS竹中半兵衛 美濃の斎藤家に仕えるが、酒色に溺れる主君の龍興に絶望し、わずか16人で龍興の居城である稲葉山城を奪取する。その後、世に絶望して隠居生活を送っていたが、織田家臣の羽柴秀吉の度重なる誘いに重い腰を上げ、天才軍師として戦国の表舞台に戻る。「絶望した! バカな主君に絶望した!」 出身地 美濃国(岐阜県) コスト 2 兵種 弓足軽 能力 武力6 統率10 特技 防柵 計略 絶望の陣 【陣形】(発動すると陣形が出現し、その中にいる間のみ効果が発生する。陣形は複数同時に使用できない)敵と味方の計略を使用できなくする。 必要士気3 Illustration 久米田康治 計略効果 カテゴリ 士気 武力 統率 速度 兵力 効果時間 その他 妨害陣形 3 - - - - 32.1c(統率依存1.3c) 両軍計略使用不能 範囲は縦幅は戦場の1/2、横幅は戦場の5/8程度の自身前方の長方形。 (以上3.10B) (最終修正3.10B) 備考 台詞 \ 台詞 開幕 どうせ、敵は大したことありません 計略 絶望した! 戦国の世に絶望した! タッチアクション - 撤退 死んだらどうする! 復活 何を、期待しているのです? 伏兵 - 虎口攻め 無理でしょうけど └成功 本当ですか? 攻城 絶望しなさい! 落城 あなたにあるのは、絶望だけです 熟練度上昇 慰めですか?
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1785.html
不意に、くすりと旦那が小さく笑った。 こういう仕草は、年頃の女の子らしいなぁ。 「ん?なーに?」 「いや…いつも思ってた事だが、佐助は優しいな。」 「いーえいえ。こんなの俺様の優しさのホンの一部ですよ?」 「佐助なら、きっと良い父親になるだろうな。」 そう言ってにっこり微笑む旦那の笑顔は 花に例えるなら向日葵か黄色いチューリップか…ってな感じで、 さっきから地味にムラムラ来てた俺様には 少しばかり刺激が強かった訳さ。 …だから俺は、気が付くと 自分でも信じられないような行動に出ていた。 「佐助…?」 急に間近に近付いて来た俺を不思議そうに見る 旦那の唇に、俺は自らのそれを重ねた。 抵抗を封じるようにその腰や背中に腕を回してみたけど、 旦那は特に抵抗もせず、されるがままだった。 身体が強張ってたから、たぶん自分が何をされてるのか 分からなくて、混乱してたんだろう。 抵抗が無い事でさらに歯止めが聞かなくなって、 旦那の口唇をしばらく犯していると、その喉から 苦し気な声が漏れ始めたので、唇を放した。 開放された旦那はしばらく荒い呼吸を繰り返し 、涙で潤んだ眼でこちらを見た。 「…さ…佐助……何を…」 「…ねぇ、旦那。」 その耳元に囁きかけると、 赤い上着に覆われた肩がビクリと揺れる。 「お館様の次で構わないよ…だから」 耳元で話されるのが嫌なのか、旦那は顔を俺の方に向けた。 茶色の大きな澄んだ眼には、やけに真剣な俺の顔が 小さく映り込んでいる。 「…だから、俺の子も産んでよ。」 旦那の眼が、さらに大きく見開かれた。 (つづく) でも次回もエロが有る訳じゃありませんので御了承くださいm(_ _)m 〈おまけ〉その頃の奥州。 「政宗様。琴の御稽古の時間ですぞ。」 「Ah?琴なら習わなくても弾けるぜ。」 「それは熱唱琵琶でございます。さぁ先生がお待ちですよ!」(むんず) 「嫌だ!やーだー!!放せっ馬鹿こじゅー!!」(ずるずる) 小十郎は今日も政宗をお稽古事に引っ張って行くのでした。 (おそまつ!) おなごBASARA 後編
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1784.html
父親が分からない子を跡継ぎには出来る訳ないだろうし、 お館様の子だと分かれば、間違いなく後継者争いが起きるね。 …そんないらん苦労、旦那には似合わないと思うなぁ。 そう俺様が言うと、旦那は叱られた犬みたいにしょんぼりとうなだれた。 その様子があんまりに可哀相だったけど、下手に励まして けしかけるような事も出来ないし…参っちゃうな、もう。 ふと、うつむく旦那の顔色がやけに悪い事に気が付いた。 いつもつやつやと顔色がいいから、尚更目立つ。 「旦那、もしかしてお腹痛いの?」 「……うむ。いたい。」 腹を手で押さえて言葉少なにうなづく旦那を 、取り敢えず俺はその辺の倒木に座らせて、上着を脱いで渡した。 月のものだってのにいつもと同じに胸から腹から丸出しなんだから、 そりゃ具合悪くもなるよね。 「佐助…かたじけない。」 「ほら、ちゃんと上着腹に掛けて。 あっためればマシになるって言うし。」 「…うむ」 旦那は大人しく倒木に腰掛け、 俺の上着の上から腹を押さえて蹲るようにじっとした。 こんな調子の旦那を見るの、実は初めてかもしれないな。 なんせ旦那はいつも元気溌剌としてて、 この浮き世の憂さなんかとは全く無縁そうな人だもんね。 …しかし、いつも元気な子が時折見せる弱々しい姿って、 なんか結構クルもんだねぇ…。 なんて不埒な事を考えながら、俺は 旦那の赤い上着から覗くきれいに日焼けした肌とか、 実際の歳よりもかなり幼く見える横顔なんかをちらちら盗み見た。 「佐助」 「は、はい?」 思考がいかがわしい方向に向き始めた時、 旦那が伏せていた顔を急にあげてこっちを見るもんだから、 さすがに慌てた。 …そんな子犬のような目で見られると、いたたまれないったらないよ…。 「温めたら楽になってきたでござる…!」 「そぉ?よかったね。いい機会だから、 もっと着物の布地を増やしてもいいんじゃない?」 「そうであろうか。この格好は動き易くてよいのだが…。」 いやまぁ、旦那に厚着しろなんて勧めてる事が武田軍の連中にバレたら、 俺様ボコボコにされちゃうけどね。 …でも、気になる娘の肌を野郎達が鼻の下伸ばしながら 見てるなんて、正直面白くない訳さ。 いかな無私が身上である忍の俺様だってね。 おなごBASARA 前編3
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1899.html
「思わねぇな。あんな雑魚共相手に。」 「多勢に無勢。万が一と言う事も有りましょう。」 「…有ったとしても人質になる止まりだろうよ。 どんなに女に飢えてようと、この鎧の下の肌を見りゃ…」 「政宗様ッ!」 荒げられた声に、政宗は続けようとしていた言葉を飲み込む。 そしてこちらを見る小十郎の眼がひどく真摯だった為、そのまま黙った。 「…その様な事、二度と申されますな。」 「……」 「帰りましょう。皆、心配しております。」 そう言って歩き出す小十郎の背中をしばらく見た後、政宗はその後ろに大人しく従った。 天下の独眼竜も、この家臣の前ではいつまで経ってもただの小娘だと、少々情けなく思った。 小十郎の馬は森の入口に繋がれていた 。そこに向かうまでの道のり、小十郎も政宗も無言のまま歩く。 少し前を歩く小十郎の顔を窺うと、相変わらずその表情は人を殺せそうに険しい。 それに小十郎は本気で怒ると黙り込む癖が有るので、これはまだかなり怒っているなと 政宗は内心ため息をついた。深く考えるまでもなく、 今日一日の自分の行動を思い返してみれば、小十郎の逆鱗に触れて当たり前だ。 政宗は潔く覚悟を決める事にした。 「…なぁ、小十郎。」 無言でこちらを見る小十郎に、一瞬言葉を詰まらせながらも、 政宗は続けた。 「言い訳はしねぇ。…その…今日は色々、俺が悪かった。 ぶつなり何なり気の済むようにしてくれていい。…だから」 「……」 「だから、何か言ってくれよ…」 小十郎が、歩みを止めてこちらに振り向いた。気をつけていたのに 語尾が僅かに震えていた自分を不甲斐なく思いながら、政宗は来るなら来いと身を堅くした。 小十郎は昔から自分の主君だろうと幼い女子だろうと一向に構わず 非があればビシビシひっぱたいて来る、いささか過激な守役だったのだが 政宗が急逝した父の跡目を継いだ後は、流石にそれも影を潜めていた。 だが今日当たりは拳で殴られても文句は言えないし、 何より今のように黙り込まれるよりはマシだと、政宗は近付いて来る小十郎を見上げた。 「政宗様。」 「あぁ。」 「では…御免。」 「いいぜ。…やれ。」 おなごBASARA 最終4
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/25231.html
登録日:2012/02/07(火) 16 24 48 更新日:2023/03/04 Sat 06 50 57 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 AKB商法よりがめついBSR商法 BSR48 カプコンのパロ企画 ←でも内容はファンには嬉しい ←結局また金がかかる羽目に(しかも数量限定) ドラマCD ドラマCD←数量限定でしかもゲームの抱き合わせ 公約がカオス 実は48じゃない 戦国BASARA 次回も期待 総選挙 総選挙←本家(A〇B)の次ぐらいに盛り上がった ←イナイレの影に隠れてた BSR48とは『戦国BASARA3宴』の総選挙にエントリーした48人の武将を指す。今後、メンバーが変化する見込みもある。 ピク〇ブなどでは公式化する前からパロディイラストが多いようだ。 「A〇Bのパクリ?」 「実は48人いないじゃん!」 など、これらのことに関して決してツッコんではいけない。 …大人の事情なのだ、多分。 さて、このBAS…もといBSR48の目玉企画の一つが総選挙だろう。 その名も… 『戦国BASARA第1回BSR48選抜総選挙』! …耐えるのだ、ツッコんではいけない。 第一回ということは今後もあるかもしれないからあえてスルーする勇気を。 この企画はタイトルの通り、エントリーしているBASARA武将48人?の中から人気No.1を決める選挙である。 参加武将はPC武将、NPC武将関係無しに選ばれている。 【概要】 『戦国BASARA第1回BSR48選抜総選挙』について説明しよう。 まず特典だが、1位に選ばれた武将は 1:ドラマCDへの主演 2:イメージ映像の制作 3:ウェブ上でのCM出演 上位7人は選抜武将としてドラマCDに出演。 他にも、10位、20位、30位、40位にランクインした武将の中からも抽選で一人がドラマCD登場のチャンス! ファンにはたまらない内容である。 第1回BSR48選抜総選挙の投票期間は2011年11月10日~2012年1月10日。 投票方法は『戦国BASARA宴』に数量限定でついている投票券を使って、携帯サイトで投票を行う。 投票後、投票した武将の選挙ポスター待受けを貰えたり『戦国BASARA』シリーズの台本プレゼントキャンペーンへの応募可能などの参加特典もあった。 次回も何かしらの特典があるかもしれない。 投票結果は公式サイトで中間発表されていた。佐竹はかなり不憫だった(途中経過で唯一の0票)。 気になる最終投票結果は『「戦国BASARA」ファン感謝祭~BSR48開票の宴~』にて発表された。 結果は… 《戦国BASARA第1回BSR48選抜総選挙結果発表》 順位 武将名(投票数) 1位 伊達政宗(6968) 2位 石田三成(4634) 3位 真田幸村(4148) 4位 片倉小十郎(3620) 5位 猿飛佐助(3408) 6位 毛利元就(3294) 7位 長曾我部元親(2554) 8位 徳川家康/青年(2183) 9位 松永久秀(1536) 10位 竹中半兵衛(1438) 11位 前田慶次(1390) 12位 大谷吉継(1105) 13位 明智光秀(938) 14位 風魔小太郎(848) 15位 雑賀孫市(661) 16位 お市(538) 17位 かすが(474) 18位 天海(452) 19位 黒田官兵衛(450) 20位 織田信長(411) 21位 大友宗麟(395) 22位 浅井長政(344) 23位 直江兼続(330) 24位 立花宗茂(322) 25位 上杉謙信(306) 26位 鶴姫(242) 27位 いつき(234) 28位 本多忠勝(231) 29位 濃姫(197) 30位 まつ(196) 31位 森蘭丸(190) 32位 尼子晴久(181) 33位 宇都宮広綱(177) 34位 武田信玄(152) 35位 小早川秀秋(135) 36位 豊臣秀吉(132) 37位 ザビー(110) 38位 徳川家康/少年(94) 39位 前田利家(92) 40位 最上義光(77) 41位 南部晴政(74) 42位 宮本武蔵(60) 43位 島津義弘(53) 44位 姉小路頼綱(48) 45位 今川義元(41) 46位 北条氏政(37) 47位 本願寺顕如(21) 48位 佐竹義重(20) 大方の予想通り筆頭が一位… もといNo.1!でした。 総投票数が45541票というとんでもないパーリィだったそうな。おかげでWii版の売り上げもアップしました! さて、ここからは第一回のネタバレになるのでドラマCDメンバーを発売日までの楽しみにする派の人はリターンを勧める。 ドラマCDは2012年夏発売予定のPS3専用ソフト『戦国BASARA HD コレクション』の数量限定特典としてついてくる予定。 気になるドラマCDメンバーは、 キャスト(予定) 主演…筆頭 選抜武将枠…凶王、甘党、ヤ〇ザ、武田軍オカン、オクラ、海賊 抽選枠…20位の魔王 まさかの魔王再誕。 以上がBSR48第一回総選挙の総括である。 【余談】 ちなみに黒田官兵衛は途中経過では20位(抽選枠候補)だったが天下の魔王(信長)を下剋上した結果、19位になりドラマCD抽選枠候補から外れ、出演チャンスを逃した。 とことん運が無い。 「何故じゃあああっ!!」 また、一部公約はきっとその武将キャラの黒歴史の一つになるだろう。 ・マシな(これでも十分カオス)例 「オレの言葉がこの国の共通語だ…!」(伊達) 「八幡原・戦国遺産化計画、発動ッ!」(武田) ・(さらに)カオスな例 「正義戦隊・浅井連者(あざいれんじゃ)、結成ッ!」(長政) 「お花屋さんになりたいの…」(お市) 「新忍術流派“俺さま猿飛流”の創設ッ!」(猿飛) 「第六天下一武闘儀~ホトトギス杯~開宴ッ!」(信長) 「ごはんの後のお菓子は絶対! これで決まりッ!」(蘭丸) もはや何でもアリ。次回はなにをやらかすことやら。 実は第一回は家康が少年版と青年版で、光秀が天海とそれぞれ別枠扱いのため参加武将は実質46人だった。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 小林という人間がどういう根性をしているかをまた露呈させる話だな・・・ -- 名無しさん (2013-11-19 09 39 14) 4でキャラが増えたから48じゃなくなったが・・・ -- 名無し (2013-11-19 10 34 39) ↑地方領主を削るかも… -- 名無しさん (2013-11-19 10 54 11) 地方領主消されるのは嫌だああああ!! -- 名無しさん (2014-05-20 12 45 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1832.html
「あんたが奥州筆頭・伊達政宗か」 野盗の頭目らしい男が、そう政宗に問い掛ける。 「あぁそうだぜ?だったら?」 胸の前で腕を組み、不敵に答える政宗に 頭目はやはり好奇の眼を向ける。 …しかし男ってのは、みんな同じ反応をするな。 その様子を冷ややかに見詰めながら、政宗は内心つまらなさそうに呟いた。 「独眼竜が小娘だってのはヨタ話じゃなかったとはなァ… こりゃ俺にも運が向いて来たぜ。」 「HA!俺を生け捕りにして身代金でもせしめようってか?」 「さすが察しがいいな?伊達の姫様。」 「てめぇらみたいな手合は山程相手にして来たんでな。」 降って湧いた幸運に、眼をギラつかせながら迫る野盗共に 四方を取り囲まれながらも、政宗は至って平静だった。 さして興味も無さそうに周囲に一瞥をくれると、それきり見向きもしない。 そんな政宗にどこか好色な視線を向けながら、頭目はまた問いかける。 「あんたにひとつ聞きてぇんだがな。」 「なんだよ。」 「何故あの娘と逃げなかった? そんなに俺らの慰み者になりたかったかい?伊達の姫様?」 下卑た笑みを浮かべる男に、政宗は艶然と微笑んで返す。 「…逃げる?この俺が?笑わせてくれるぜ。…それとなァ。」 「あぁ?」 「…気安く姫様姫様って呼ぶんじゃねぇ。 俺をそう呼んでいい奴は…この世でただ一人だ!!」 次の瞬間。 頭目の首は下卑た笑みを浮かべたまま地面に転がった 。政宗の右手には、一振りの竜の爪が握られている。 血の滴るそれを鞘から抜き放つ瞬間を見た者は、 この中に一人として居なかった。 転がる首を見下ろしながら、政宗は冷たく微笑む。 「俺を誰だと思ってる? …俺は奥州筆頭…独眼竜・伊達政宗。 だから当然…」 鎧の下から滲み出るような気迫に、夥しい数の野盗達は身動きも出来ない。 「この地に生きる民百姓の為、 てめぇらみたいなクズをブッ殺すのもお仕事なのさ。」 いつの間にか中空に上っていた月の光を、 抜き放たれた6本の竜の爪が鋭く弾く。 その刹那、恐怖に背中を押された野盗の群れが政宗に襲い掛かる。 泣くような、笑うような声を上げながら。 「竜の膝元を汚した罪…地獄できっちり償いやがれ!!」 月光の中響き渡るその声は、 一人の少女のものではなく 紛れもなく一匹の竜の咆哮だった。 (つづく) おなごBASARA(小ネタ)
https://w.atwiki.jp/sengokubasara/pages/16.html
いつき 最終話12話に登場。声は無し。 いつき役の声優が病みあがりで仕事量減らしてる。二期に登場するかは不明。 豊臣秀吉・竹中半兵衛 慶次の肩に(ry ラスボスが信長なので話数的に厳しいんじゃないか?(秀吉は信長配下ではなく独立した別勢力) 秀吉役の声優がブログで「アニメに出たかった」と書いてたから出番無しで確定 二期にて秀吉と半兵衛の出演が確定した(2010.02.21 BASARAフェスより) 本願寺顕如 (1話冒頭で明智光秀に殺されてたマッチョ。名乗り無しだった件に関して) 宗教上の理由から無理では? 顕如は役者に演じさせちゃ駄目っていう決まりがあるらしい ぐぐると東西本願寺が規制かけてる理由が載ってるページが出てきた気がする ザビー 本願寺同様、宗教上の理由から無理では? 顕如同様やられてるシーンのみ 島津義弘 9話のみ登場。 宮本武蔵 不明。 松永久秀 6話から登場 直江兼続 5話に登場 五本槍 不明。 ゲームでは浅井・島津・北条で登場 三好三人衆 7話から登場か… ああ… 仕方ない…
https://w.atwiki.jp/niconicomugenjintori/pages/362.html
長曾我部元親(1、2、3、7、11、30、36、40、44、67、68、125、216、229、231、238、242) 伊達政宗(1、3、4、6、7、11、13、15、18、27、30、37、39、46、62、73、75、79、85、93、106、110、111、116、124、127、132、136、161、219)、 本多忠勝(2、4、8、23、24、45、68、71、73、78、84、90、92、102、103、105、126、131、331) 真田幸村(戦国BASARA)(25、28、33、41、50、51、62、107、160、275、290、350、352、354、361) 豊臣秀吉(34、36、47、54、71、106、173、311、347、350、352、355、356、360、362) 毛利元就(54、55、58、63、67、71、74、78、89、91、94、95、119、194、260、349) 織田信長(68、76、82、89、91、94、124、136、143、254、276、335、336、339、345、348) 前田慶次(103、110、111、116、184) 竹中半兵衛(318、320、321、324、330、333)
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2247.html
完全にネタ。 ふざけた設定を許せる方、寛容な方はどうぞ。 【搬入ドッグ】 「こちらモンキー。予定ポイントに到着した。大将、聞こえるかい?」 「良好じゃモンキー。時間通りじゃな。ブランクが有るとは思えぬ」 「へっ、待たせたな」 「今回お主に与えられた任務は二つ。 一つは織田・徳川連合軍に囚われたワシの義理の兄弟・本願寺顕如と今川義元の救出。 そして本田忠勝出撃準備の確認の有無じゃ。 奴等の要求は松永の九十九茄子じゃ。 24時間以内に要求が受け入れられない場合は本田忠勝を出撃させると言っておる」 「本田忠勝…!?あの最強の武人か」 「既にタイムリミットまで18時間を切っておる。頼んだぞモンキー」 【ヘリポート前】 「……滅機?長曾我部のカラクリが何故こんな所に」 「それにしても、この様な嵐の中カラクリを起動させるとは無茶でござるな」 「誰だ?」 「まだ紹介していなかったのう。今回の作戦でセーブを担当する真田源二郎幸村じゃ」 「お初お目にかかる、モンキー殿。セーブしたくなったら某に連絡するでござるよ。 無線周波数は140.96。セーブ専用回線でござる」 【セーブ選択時】 「セーブでござるか?」 →YES NO 「お館様の教え・その壱!『慢心するな、精進あるのみ』! 十分の勝ちが一つの負けに繋がると知れ、と言う意味でござるよ。 うおおおお!!流石はおやかたさむああああ!! モンキー殿もこまめなセーブを心掛けるが宜しい」 【B1独房】 「動くな!」 「!」 「本願寺顕如を殺したな。何て酷い事を」 「実戦は初めてかい?新米」 「新米じゃない!う…動くな!」 「目に落ち着きが無く視点が定まらない。新兵特有の目だ」 「………」 「――返し刃になってるぜ」 「!?」 「さーて、どうする?新米!」 「言ったはずだ!新米扱いするな!」 「どうした新米!斬れ!」 【B2武器庫】 「生き延びた所を見ると、どうやら素質はあるか?」 「あなたは?」 「今まで名前が必要になった事は無いね」 「あ…!もしかして、モンキー?」 「そう呼ばれた事もある。お前がかすがだな」 ……To Be Continue……(※続きません※) 続・MGS@戦国BASARA